カラスアゲハとオナガアゲハの吸水
蝶が吸水にやってくるのは、ほぼ天気のよい、気温の高い日が多い。雨上がりの地面や道路上、川岸の湿った砂地などで時に群れをなして吸水する蝶たちの光景は壮観そのものです。また、吸水している蝶はほとんど例外なくオスで、メスは極めてまれだといわれており、しかも、羽化したての新鮮な個体が多いようです。

写真1. 吸水中のオナガアゲハとカラスアゲハ
敦賀市池河内 2000.7.25 台風の翌日の午後4時頃
写真1.は台風が過ぎ去った翌日の晴れの日に池河内湿原へ行く途中の舗装道路の水溜り(といっても水分を含んでいる程度)で撮ったものです。ここは普段は何もなく蝶など来そうも無いところですが、このように天候が急変する場合、普段蝶などいないところに水溜りが出来て、突然沢山の蝶が出現することがあります。
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| 写真2. カラスアゲハ(左)とオナガアゲハ(右)が仲良く吸水しています。 |
蝶は、普通1ヶ所にはまず必ずといっていいほど、近い種の蝶しか集まってきません。たとえば、キチョウとカラスアゲハなどが仲良く吸水している場面など想像できません。他の種の蝶は入ってこないし、入ってくると、さっと散ってしまいます。もっと近づいて撮ったのが上の写真です。このように、カラスアゲハとオナガアゲハが仲良く吸水しているのが分かります。
写真3.はオナガアゲハ(左)、クロアゲハ(右)、ミヤマカラスアゲハ(手前)の三頭が集まって吸水しているところです。「三人寄れば」というタイトルをつけてもおかしくない光景です。
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| 写真3. 三人寄れば(池河内湿原:2004.7.7) |
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| 写真4.カラスアゲハとオナガアゲハの吸水(2004.5.8:敦賀市池河内湿原:午前11時頃) |
それにしても、これらの写真を周りの人に見せると、「気持ち悪い!」と思わず叫んでしまいます。わたしにとってはこれらの蝶が一堂に会してくれるなんてありがたいことだなあと思うのですが残念です。